カップルのセックスの頻度や回数って、自分達が多いのか少ないのかなかなかわからないものですよね？
週に1回で多いと感じている人もいれば、足りないと感じている人もいます。

そこで今回は、ベストなセックスの頻度についてまとめ、どうすればもっと頻度を増やせるのか、といったところまで解説していきます。
セックスの頻度について悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

カップルのセックスの頻度

早速セックスの頻度について解説していきます。

ベストな頻度は週に1回？

20代のカップルで、セックスの頻度はおおよそ月に5～8回が平均というデータが出ています。
週に1～2回といったところでしょうか？
デートの回数は週に1回が多く、それに比例しているとも言えます。
20代であれば、1日に2～3回のセックスをすることもそこまで珍しくはありません。

性欲は人それぞれなので、この回数を多いと捉えるか、少ないと捉えるかは個人差があります。
週に1～2回はあくまで平均値です。
ベストな回数といっても、カップル同士がお互いに満足しているのであれば、月に1度だとしても問題はありません。

日本人はセックスの頻度が少ない方？

20代のカップルを引き合いに出しましたが、世界基準で見た場合どうなるかというと、日本は年間のセックスの平均回数は45回で、最下位クラスの少なさです。
年間45回なので、大体週に1回のペースとなります。ちなみに、1位はギリシャで138回です。日本の約3倍ということになりますね。

元々の体質や性格、社会的な問題でこういった結果になっているので、一概には言えませんが、「週に1回すれば十分」といった意見も多く上がっています。
日本は性に対してはやや閉鎖的で消極的な印象も持たれていることは事実です。

学生・実家住まい・同棲カップルでは頻度は大きく変わる？

20代カップルの平均と言っても、学生か、実家住まいか、同棲しているかでも回数には大きく差が出てきます。
実は、同棲しているカップルが最も回数は少なく、月に1～4回といったデータが出ています。
学生は男女どちらかが1人暮らししているケースが多いのか、時間もあることから7～9回、男女とも実家暮らしの場合は2～5回といった回数となっています。

同棲していると刺激が少なくなり、結果的に回数は少なくなる傾向にあるようです。
男女とも実家暮らしの場合、場所を確保する必要もあることから、回数はやや少なくなっていますが、それでも同棲カップルよりも回数が多いのは意外な結果ですね。

男女でのセックスに頻度に関する認識

大体週に1回が平均といったデータが出ましたが、
男性・女性共にその回数に関してどういった考えを持っている場合が多いのかをまとめてみました。

男性の意見

特に20代の男性の意見で多いのは、「週に1度のセックスでは物足りない」です。
性欲がまだ衰えてくる段階ではなく、デートする際はセックスする流れになるかどうかをまずは計算するといった人は少なくありません。
もちろん個人差はありますが、多くの男性が週に2～3回、もしくはそれ以上のセックスを望んでいます。

これは彼女を性欲解消の相手として考えているといったことではなく、本能的な問題です。
一般的に男性の性欲は10代後半から20代前半にかけてがピークとなります。

女性の意見

女性の場合、かなり個人差があるため一概には言えませんが、回数よりも密度を重視する傾向にあります。

もちろん、もっとしたい、足りないと悩んでいる人も中にはいますが、月に何回はしたい、週に1回では少ないという意見よりも、どれだけ1回で満たされるかを考えている人が多いんです。
そのため、彼女を満足させられるかを回数で悩んでいる男性は、やみくもに回数を増やすよりも1回1回の濃度を濃くするように意識してみましょう。

40代で性欲は逆転する？

ここまでは、20代を前提として話を進めてきましたが、40代になると話は変わります。
一般的に男性の性欲は落ち込み、女性は性欲のピークを迎えます。このギャップに悩む夫婦やカップルも多いことでしょう。

女性は、40代に入ると出産に必要だったエストロゲンという女性ホルモンの1種が減少します。
そして、それにともなって男性ホルモンの分泌は維持されたままなので、ホルモンバランスが変わり、性欲が高まるといった仕組みになっています。

性欲が強くなると、自慰行為で性欲を解消する女性も少なくはありません。
パートナー以外とのセックスで性欲を解消するのは大きなトラブルの元にもなりますし、おすすめできません。
一番はパートナーと良く話し合うことです。男性側に40代女性の性欲が強いことを理解してもらうのも良いでしょう。

セックスの頻度を改善する方法

セックスの頻度をもっと増やしたいと思っていても、中々改善できないのが実情です。
そこで、改善する方法をいくつかピックアップして紹介していきます。

話し合う

そもそもセックスについて真面目に話し合うカップルが少ない傾向にありますが、そのままでは認識にズレが生じて、別れのきっかけになることも珍しくはありません。
元々自分はどれくらいの頻度でしたいのか、満足しているのか、相手はどうなのかといった話は、カップル間ではしておくべきです。

こういった話は恥ずかしいと考える人も多いですが、女性側からしても問題はありません。
セックスの有無は離婚の原因にもなるほどなんです。

自分から誘ってみる

回数が物足りないと感じているのであれば、女性側から積極的に誘ってみてください。
自分の性欲以上に、相手を満たしてあげたいという感情が働けば、なにかしらアクションがあるでしょう。
とはいえ、男性は1日に射精できる回数は人によって大きく変わってくるため、同じ日に何度も求めてしまうのはあまり有効ではありません。

カップルにとってベストなセックスの頻度まとめ

今回は、カップルにとってベストなセックスの頻度について日本の平均や20代の平均回数についてまとめつつ、それぞれ男女の意見についてまとめました。
一般的な平均回数はあれど、ベストな頻度はそれぞれカップルごとに変わってきます。
よく話し合うことで、解決できる問題なので、今回の記事を1つの例として参考にしてみて下さい。