セックスの時に避妊具を付けてくれない!そんな時どうしたらいいの? | 白真美玲オフィシャルサイト
  • セックスの時に避妊具を付けてくれない!そんな時どうしたらいいの?
night
2020.04.30

セックスの時に避妊具を付けてくれない!そんな時どうしたらいいの?

    SHARE:

恋人同士であれ夫婦であれ、セックスは大切なコミュニケーションの一つ。
お互いの愛情を感じるのに、一番伝わりやすいのがセックスかもしれません。
自分の愛情や相手の愛情を伝え合うのに必要なセックスですが、子供を望んでいない場合、避妊をきちんとしていますか?

避妊方法は昔に比べ種類が増えてはきましたが、一般的な避妊方法はコンドームの使用です。
コンドームの使用は望まぬ妊娠を避ける上、性感染症の予防にもなります。
しかし、中にはさまざまな理由からコンドームを使用しないセックスをしている人もいるでしょう。
その中でも多いのは、「男性側がコンドームを使用してくれない」という悩み。
そんな時、あなたはどうしていますか?

今回は、子供を望んでいないのに男性側が避妊具を使用してくれない時、どうすればいいのかのお話をしたいと思います。

避妊具をしてくれない時、どうすればいいの?

セックスをする中で、相手が避妊具を使用せずに挿入しようとした時、どうしようか悩んでしまう人も少なくありません。
しかし、セックスを楽しむうえでも避妊具の使用は必要不可欠。
心からセックスを楽しむために、相手へ避妊具を使うようきちんと伝えましょう。

しかし、どのように伝えるのかも重要ですよね。
せっかくいい雰囲気なのにそんな空気を壊したくない気持ちもわかります。
では、上手な伝え方を紹介します。

「コンドームつけ忘れてるよ?」

いい雰囲気の中、「コンドームつけて!」と強めに言ってしまうと男性側は少し気持ちが萎えてしまう時があります。
もちろん避妊はパートナー同士2人でするものですが、男性はつい「気持ち良さ」を重視してしまう事があるのです。
なので、そこは可愛く「つけ忘れてるよ?」と優しく促してあげましょう。
すると男性は「そうだった!」とうっかり感を出しながらも付けてくれるはず。

ここで重要なのは、可愛く言う事。
雰囲気を壊さずに使用してもらうには、あなたの演技力が試されます。

「コンドームつけてあげようか?」

男性がコンドームを使用しない理由の中に、「つけている間に気持ちが冷めてしまう」という事があります。
それならコンドームをつける時間を一緒に楽しんでしまいましょう。

初めは上手に付けられないかもしれませんが、男性にとってはむしろその方が新鮮と感じる事も。
パートナーに付け方を教わりながらつけてみて下さい。
きっとそんな時間もセックスの一つの楽しみになるはずです。

「つけなきゃしない!」

男性側がコンドームを使おうとしない場合、はっきり言う事も大切になってきます。
優しく言っても「大丈夫だから」「外に出すから」など言ってきた場合には、はっきりと「コンドームを使わないならセックスしない!」と伝えて下さい。
それで機嫌が悪くなったり、面倒くさがるようなら今後の付き合いは考えるべきかもしれません。
あなたの事を大切に思っているなら、避妊はきちんとするはずです。

避妊具を使用しない理由って?

男性側が避妊具を使用せずに挿入しようとする理由は何なのでしょうか?
それは、一言に「生の方が気持ちがいいから」これに尽きます。

中には「妊娠したら結婚するつもりだから」「今まで妊娠させたことがないから」「付けるのが面倒だから」といった理由がありますが、総じて言えるのは避妊具を使用しない男性は妊娠について深く考えていないという事。
自分の気持ち良さを優先してしまい、つい相手の事や先の事を考えられなくなってしまっているのです。

避妊具を使用しない男性のすべてがあなたの事を大切に思っていないわけではありません。
しかし、男性は「つい」自分本位のセックスを楽しもうとしてしまう傾向にあるのです。

だからこそ、普段からお互いがセックスの事、妊娠と避妊の事をきちんと話しておく必要があるのです。
妊娠してもいい関係性があるのであっても、周りはどう見るかわかりません。
妊娠して結婚となると2人だけの話ではなくなります。
きちんと先を見据えて環境が整ってからでも遅くはありません。

コンドーム以外の避妊方法

現在、避妊方法をいえばコンドームが主流ですが、他にも避妊する方法はあります。
では、どんな避妊方法があるのか紹介します。

ピルの服用

ピルは正しく服用すれば、ほぼ100%の避妊効果が期待できます。
ピルには、卵胞の発育と排卵を抑制される働きがあります。
また、子宮内膜に受精卵が着床しにくくしたり、子宮経管粘液を変化させ精子が侵入しにくくしたりする事で望まぬ妊娠を避けられるのです。
また、生理痛の軽減や月経血量が減少します。

しかし、ピルの服用は避妊のためであって、性感染症を防ぐ事は出来ません、
避妊と性感染症の予防をするのであれば、コンドームとの併用をおすすめします。

IUD(子宮内避妊具)

子宮内にプラスチック製の器具を挿入し、受精卵の着床を防いでくれます。
IUDを一度挿入すると、約2年間使用する事が出来ます。

しかし、IUDの挿入は必ず病院で行う必要があり、基本的には経産婦や中絶経験のある方が対象です。
また、正しい位置に入っていないと妊娠する可能性があるので、定期的な診察が必要になります。

不妊手術

今後、妊娠を望まないのであれば病院にて不妊手術を受ける事が出来ます。
一度、手術をすれば半永久的に避妊効果を得ることが出来ますが、逆に妊娠を望みたくても再び妊娠する事はほぼ不可能になるのでよく考えて決断をする必要があるのです。

避妊具を使用しないセックスに潜む危険

さまざまな避妊方法がある中、それでも避妊しない場合に潜む危険についてお話します。
これは、決して稀な例でない事を理解し読んでもらえると幸いです。

望まぬ妊娠

避妊具を使用しないセックスでまず心配なのは、望まぬ妊娠です。
望まぬ妊娠は、これからのあなたの人生を確実に大きく左右します。
産むにしても、中絶するにしても、です。

特に中絶は女性の体に大きな負担と心に大きな傷を与えます。
中絶すればそれで終わりではありません。
中絶手術中に起こりうる事故だってあるのです。
中には中絶手術が原因で本当に妊娠望んだ時に、妊娠する事が出来ない可能性も出てきます。

一方、出産を決断したとしてもこれからの人生は大きく変わります。
心の準備も出来ていないままに子供を迎えると、精神的ストレスが大きくあなたの肩にのしかかります。
望まぬ妊娠を避けるためにも避妊具の使用は必須です。

性感染症

コンドームを使用しないセックスでは、性感染症のリスクもあります。
中でも感染者が多いのは「クラミジア感染症」。

感染すると、男性は尿道の出口のかゆみや熱っぽさ、女性は不正出血や下腹部痛が現れます。
自覚症状がないものも多くありますが、そのまま放置してしまうと合併症を引き起こしてしまいます。
子宮頸管の炎症が子宮内膜、卵管に広がり子宮外妊娠や不妊の原因になる事もあるのです。

また、クラミジアに次いで多いのは「淋病」です。
淋病は、女性に比べ男性の方が症状が重くなるのが特徴で、排尿時にペニスの熱っぽさや痛み、尿道からの膿で感染に気付くことがあります。
更に症状が進むと、歩行困難なほどの睾丸周辺の腫れ、精巣上体炎からくる発熱を引き起こすことがあります。
最悪の場合、無精子症になってしまい、将来子供を望めなくなる事もあるのです。

相手を想うのであれば避妊を

多くのカップルや夫婦は、妊娠を望んでいなくても愛情表現の一環としてセックスをしていると思います。
セックスがなくても伝わる愛情ももちろんありますが、相手の体温や肌に触れることで安心感を得る事もあります。

しかし、セックスが自分本位になっては本末転倒です。
避妊をせずにセックスをして望まぬ妊娠をして傷つくのは必ず女性なのです。
今現在妊娠を望んでいないのであれば、避妊についてきちんと話をしておきましょう。

お互いの気持ちを知ることは、セックスをする上でも大切な事です。
きちんと避妊をしてお互いを理解し、心から楽しむ事が出来るセックスをしましょうね。